傷痕(読み)しょうこん

精選版 日本国語大辞典 「傷痕」の意味・読み・例文・類語

しょう‐こん シャウ‥【傷痕】

〘名〙 きずのあと。きずあと。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋「僅に癒えんとする傷痕に」

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デジタル大辞泉 「傷痕」の意味・読み・例文・類語

きず‐あと【傷痕/×疵跡】

傷のついたあと。また、傷の治ったあと。「ほおに残る―」
被害損害などを受けた影響。「戦争の―」
心などに受けた痛手のあと。「失恋の―」
[類語]傷痕

しょう‐こん〔シヤウ‐〕【傷痕】

きずあと。「戦争の傷痕がなまなましい」
[類語]傷痕きずあと

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普及版 字通 「傷痕」の読み・字形・画数・意味

【傷痕】しようこん

傷あと。

字通「傷」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「傷痕」の解説

傷痕

北方謙三の長編ハードボイルド小説。1989年刊行。老犬シリーズの第1作。

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