元寿(読み)げんじゅ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「元寿」の解説

元寿 げんじゅ

1575-1648 江戸時代前期の僧。
天正(てんしょう)3年生まれ。真言宗長谷(はせ)寺の専誉,智積(ちしゃく)院の玄宥(げんゆう)らにまなぶ。元和(げんな)5年将軍徳川秀忠より江戸に大報恩寺をおくられる。寛永8年智積院4世,15年僧正。正保(しょうほ)5年閏(うるう)1月13日死去。74歳。下野(しもつけ)(栃木県)出身俗姓野口。字(あざな)は長存。著作に「秘識義章」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android