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元杲 げんごう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

元杲 げんごう

914-995 平安時代中期の僧。
延喜(えんぎ)14年生まれ。真言宗。醍醐(だいご)寺の元方(げんぽう)について出家。一定(いちじょう)らに真言と三論をまなび,淳祐(じゅんにゅう),寛空に灌頂(かんじょう)をうける。のち同寺延命院にはいる。東宮(とうぐう)(のちの円融天皇)護持僧,東寺長者,法務などをつとめ,4度にわたり神泉苑で降雨をいのった。長徳元年2月27日死去。82歳。字(あざな)は真言房。著作に「金剛界九会密記」など。

出典|講談社
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朝日日本歴史人物事典の解説

元杲

没年:長徳1.2.27(995.3.30)
生年:延喜14(914)
平安中期の真言宗の僧,権大僧都,東寺二長者。父は藤原晨省,母は榎井氏。16歳のとき醍醐寺の元方を師として得度受戒し,南都で一定,明珍 に三論,真言,石山寺の淳祐に真言を学んで,康保1(964)年伝法阿闍梨となる。安和1(968)年内供,東宮(円融天皇)の護持僧,天禄3(972)年東寺凡僧別当となる。旱魃のときに神泉苑で請雨経法を修して法験があり,人々を驚嘆させた。永延2(988)年辞して醍醐山に籠居して延命院と号し,法華経を転読,念仏して82歳で没した。弟子に仁海,覚縁がいる。<著作>『元杲大僧都自伝』<参考文献>『東寺長者補任』

(西口順子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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