元禄文学(読み)ゲンロクブンガク

デジタル大辞泉 「元禄文学」の意味・読み・例文・類語

げんろく‐ぶんがく【元×禄文学】

元禄年間を中心として、主に上方で発達した町人文学小説俳諧・演劇などの分野で多様に展開し、近世文学の一頂点を示した。→上方文学

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精選版 日本国語大辞典 「元禄文学」の意味・読み・例文・類語

げんろく‐ぶんがく【元祿文学】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代文学の一区分。元祿年間を中心として、天和・貞享頃から享保頃までの文学の総称井原西鶴浮世草子松尾芭蕉の俳諧、近松門左衛門歌舞伎浄瑠璃などに代表される町人文学が、上方を中心として一つの頂点を示したもの。

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