中国の元朝によって鋳造された銅銭の総称。至大通宝・至正通宝など数種がある。元寇以来,日元間には政治的緊張が続いたが,貿易は盛んに行われ,これにともなって元銭も日本に流入して国内通貨として用いられた。ただし,元は主として交鈔(こうしょう)(紙幣)の流通を推進し,銅銭の鋳造がもともと少なかったため,日本における流通量もわずかであった。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...