先蹤(読み)センショウ

精選版 日本国語大辞典 「先蹤」の意味・読み・例文・類語

せん‐しょう【先蹤】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「せんじょう」とも ) 前の人、昔の人の事業の跡。前例。先例。前蹤。せんじょ。
    1. [初出の実例]「今年新号有宣旨、已背先蹤」(出典:東南院文書‐長久元年(1040)一二月二八日・官宣旨案)
    2. 「みやこうつりは是先蹤(センゼウ)なきにあらず」(出典:高野本平家(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「先蹤」の読み・字形・画数・意味

【先蹤】せんしよう

事蹟。

字通「先」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む