入善ジャンボ西瓜(読み)にゅうぜんじゃんぼすいか

事典 日本の地域ブランド・名産品 「入善ジャンボ西瓜」の解説

入善ジャンボ西瓜[果樹類]
にゅうぜんじゃんぼすいか

北陸甲信越地方、富山県の地域ブランド。
下新川郡入善町で生産されている。黒部川扇状地の恵まれた自然環境により、接木をせずにつくられている西瓜。ラグビーボールのような長い楕円形をしているのが特徴で、大きいものでは重さが20kgを超える。出荷時はネットに入れ、わらで編んださん俵と呼ばれる座布団上下に挟んで出荷している。夏の贈答品として愛用されている。2007(平成19)年2月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5027808号。地域団体商標の権利者は、みな穂農業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「入善ジャンボ西瓜」の解説

入善ジャンボ西瓜

富山県で生産されるスイカ。実は楕円形で、重さ平均15~25kgと大きい。明治期にアメリカから導入された「ラットルスネーク」をもとに改良された品種。「黒部すいか」の名で知られたが、その後中心的な産地である入善(にゅうぜん)町の名をとり現在の名称となる。地域団体商標。「入善すいか」とも。

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