入女(読み)いりおんな

精選版 日本国語大辞典 「入女」の意味・読み・例文・類語

いり‐おんな‥をんな【入女】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、諸国から関所を通過して江戸にはいる女。幕府は諸大名の妻子が江戸を出て帰国することを禁じた。このため関所では厳重な女改めをしたが、江戸にはいる者については緩和され、諸藩の者は城主・家老の証文、幕領の者は代官の証文か手形で、容易に通過することができた。⇔出女(でおんな)②。
    1. [初出の実例]「碓氷御関所入女、並に囚人の類手形なくては叶ひ難く、〈略〉何れ入女並囚人等ある時はとほすべし」(出典:地方凡例録(1794)一〇)

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