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入江若水 いりえ じゃくすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

入江若水 いりえ-じゃくすい

1671-1729 江戸時代中期の漢詩人。
寛文11年1月20日生まれ。家は代々摂津富田(大阪府)の酒造家。財産を蕩尽(とうじん),発奮して勉学したといわれる。鳥山芝軒(しけん)に師事。各地をたずね詩名をあげる。晩年は京都西山に隠棲した。享保(きょうほう)14年10月4日死去。59歳。名は兼通。字(あざな)は子徹。別号に櫟谷山人。詩集に「西山樵唱」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

入江若水

没年:享保14.10.4(1729.11.24)
生年:寛文11.1.20(1671.3.1)
江戸前・中期の漢詩人。名は兼通,字は子徹,号は若水,櫟谷山人,江山人。摂津富田(大阪府)の造り酒屋亀屋の息子として生まれ,家業を継いだ。伏見の鳥山芝軒について詩を学んだほか,京都の伊藤東涯に入門,また江戸の荻生徂徠とも親交があり,もっとも詩を能くした。磊落で侠気に富む性格の故か,家業にはあまり熱心でなく,40歳代半ばの享保初年(1716年ごろ),破産して京都に居を移し,嵯峨に隠棲した。盛唐の詩風が流行する時代に,晩唐や宋詩の風を彷彿とさせる抒情的な詩を詠んだ。詩集に『西山樵唱集』(1734)がある。<参考文献>日野竜夫「入江若水伝資料」(『近世大阪芸文叢談』)

(揖斐高)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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