入津(読み)ニュウツ

精選版 日本国語大辞典 「入津」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐つニフ‥【入津】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「にゅうづ」とも ) =にゅうしん(入津)日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「長崎へ繻子ちりめん織物の類が、たんと入津(ニウツ)したに付て」(出典浮世草子世間妾形気(1767)二)

にゅう‐しんニフ‥【入津】

  1. 〘 名詞 〙 船が河海の津(港)にはいること。入港。にゅうつ。
    1. [初出の実例]「凡そ異国より渡るものは〈略〉長崎へ入津(ニウシン)せぬものは一色もなきなり」(出典:洒落本・風俗八色談(1756)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む