全般照明(読み)ぜんぱんしょうめい(その他表記)general lighting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「全般照明」の意味・わかりやすい解説

全般照明
ぜんぱんしょうめい
general lighting

室内全体あるいは対象物全体を一様な明るさにする照明局部照明に対する方法で,均一照明 uniform lightingともいう。普通光源多くして,直接照明より間接照明の拡散光などを利用することで均質な効果をあげることができる。事務所などでは全般照明が一般的であるが,最近では局部照明との併用も多くなりはじめている。また,ムードづくりのインテリア一種として採用されることも多く,その場合,壁などの面光源の利用も開発されてきている。

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「全般照明」の解説

ぜんぱんしょうめい【全般照明】

室内全体を均一の明るさになるように照らす照明。室内が広い場合は、複数照明器具一定間隔で配置する。⇔局部照明

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世界大百科事典(旧版)内の全般照明の言及

【照明】より

…各種の照明器具のカタログには,それぞれの器具の照明率が室形状と反射率(壁,天井,床の)をパラメーターにして表示されている。そこで,この照明率Uを使えば,設計照度E,床面積Aの部屋の全般照明は次式により設計できる。 NEA/UFMここに,Mは保守率といって,ランプ光束の減少や室内面の反射率の低下などを前もって見込む係数である。…

※「全般照明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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