間接照明(読み)カンセツショウメイ

デジタル大辞泉 「間接照明」の意味・読み・例文・類語

かんせつ‐しょうめい〔‐セウメイ〕【間接照明】

光源からの光を天井や壁に当て、その反射光を利用する照明方式陰影やまぶしさが少ない。

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精選版 日本国語大辞典 「間接照明」の意味・読み・例文・類語

かんせつ‐しょうめい‥セウメイ【間接照明】

  1. 〘 名詞 〙 光源から出る光を、壁や天井などに反射させて、その反射光を利用する照明法。やわらかな光線となり、室内照明などに用いられる。
    1. [初出の実例]「ドイツ式の天井の間接照明(カンセツセウメイ)が如何にも落著いてゐ」(出典:新版大東京案内(1929)〈今和次郎〉享楽の東京)

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百科事典マイペディア 「間接照明」の意味・わかりやすい解説

間接照明【かんせつしょうめい】

光源の光を天井や壁に当て,反射光によって間接的に照明する方式。影ができず柔らかな拡散光が得られるが,効率が悪く多量の光量を要する。このため半透明の反射ざらを使って,光の一部を直接光とする半間接照明も行われる。→光天井(ひかりてんじょう)
→関連項目照明

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「間接照明」の解説

かんせつしょうめい【間接照明】

光源からの光を直射せずに天井や壁などに向け、その反射光を利用する照明方法。まぶしさや陰影が抑えられる。⇔直接照明

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改訂新版 世界大百科事典 「間接照明」の意味・わかりやすい解説

間接照明 (かんせつしょうめい)

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リフォーム用語集 「間接照明」の解説

間接照明

光源からの直接光を使用せず、壁面・天井面などで反射させてから室内等を照らす照明方法。効率は悪くなるが、照度を均一にしやすく、雰囲気のある照明が作り出せる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「間接照明」の意味・わかりやすい解説

間接照明
かんせつしょうめい

照明

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世界大百科事典(旧版)内の間接照明の言及

【照明】より

…とくに店舗では,商品を目だたせて購買意欲をそそり,インテリアとの調和を考えて,ベース照明,重点照明,装飾照明などと呼称する。 配光別では,間接照明(下向きの光が10%以下),半間接照明(10~40%),全般拡散照明(40~60%),半直接照明(60~90%)および直接照明(90%以上)の5種に分類されるが,後3者がよく用いられる。 建築と一体化した建築化照明は,長時間作業したり,雰囲気を重視する部屋に用いられ,天井全面に金属またはプラスチックのルーバーを張ったルーバー天井,乳白または透明プリズム模様のアクリルカバーを全面に張った光天井,天井取付設備機器(照明器具,スピーカー,火災感知器,スプリンクラーヘッド,空調吹出口,吸込口など)をモデュール単位で一体化したシステム天井があり,これらはいずれも直接照明である。…

※「間接照明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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