日本歴史地名大系 「八田氏屋敷跡」の解説 八田氏屋敷跡はつたしやしきあと 山梨県:東八代郡石和町八田村八田氏屋敷跡[現在地名]石和町八田市部(いちべ)東方の八田字大郭(おおくるわ)に所在する八田氏の屋敷跡。八田家御朱印屋敷として県指定史跡。かつては屋敷の北側に笛吹川が流れていた。八田氏は、戦国時代の商人で武田氏の蔵前衆を勤めた末木氏の一族。天文二二年(一五五三)三月九日の武田晴信印判状(早稲田大学所蔵文書)によると、末木土佐守は東光(とうこう)寺(現甲府市)塔頭領七貫五〇〇文の年貢を質として、五ヵ年を限り金を貸すことを命じられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by