八隅子則(その他表記)octet rule

法則の辞典 「八隅子則」の解説

八隅子則【octet rule】

オクテット理論*に同じ.典型元素最外殻価電子は希ガス構造(つまり8個,オクテット)となったときに安定化合物をつくりやすい.これはもともとコッセルの原子価理論*(イオン性化合物の生成)を敷衍して,ルイスラングミュアが共有結合性化合物にまで広げたものである.遷移金属元素の化合物の場合には,18電子則*のほうが多くケースにおいて成立する.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む