法則の辞典 「八隅子則」の解説 八隅子則【octet rule】 オクテット理論*に同じ.典型元素の最外殻の価電子は希ガス構造(つまり8個,オクテット)となったときに安定な化合物をつくりやすい.これはもともとコッセルの原子価理論*(イオン性化合物の生成)を敷衍して,ルイスとラングミュアが共有結合性化合物にまで広げたものである.遷移金属元素の化合物の場合には,18電子則*のほうが多くのケースにおいて成立する. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報