共同通信ニュース用語解説 「公的医療保険と混合診療」の解説
公的医療保険と混合診療
日本では公的医療保険が使える医療を原則1~3割の患者負担で受けられる。政府は保険外の自由診療と組み合わせた「混合診療」を原則禁止している。全面解禁すると科学的根拠のない医療が広がったり、患者に保険外の負担を求めることが一般化したりする恐れがあるからだ。2006年には一部の先進医療などに限って、例外的に組み合わせを認める「保険外併用療養費制度」を創設。先進医療は全額自己負担で、一般的な治療などは保険でカバーされる。患者申し出療養は同制度の一部として始まる。
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