公立大学協会(読み)こうりつだいがくきょうかい

大学事典 「公立大学協会」の解説

公立大学協会
こうりつだいがくきょうかい

1949年(昭和24)10月に設立された公立大学の連合体。2015年(平成27)現在86公立大学が会員となっている。公立大学(団体)の振興高等教育,学術研究の水準の向上および衡ある発展に寄与することを目的とする。高等教育政策,公立大学の経営課題等の調査・研究と会員校への情報提供を行うこと,公立大学の教育・研究および地域・社会への貢献活動を推進すること,および公立大学の全国組織としての発言を行うことを軸に,地区協議会,部会および三つの委員会を中心に活動を行っている。公立大学の法人化や自らの存在意義について設置母体である地方公共団体からの説明責任の要請が高まるなか,本協会の活動領域は広範なものになっている。なお2013年7月には公立大学に関する政策・認証評価等の課題を調査・研究し,会員校に成果を提供する「公立大学政策・評価研究センター」(現,公立大学改革支援・評価研究センター)が設立された。
著者: 沖清豪

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android