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六価クロム ろっかくろむ hexavalent chromium

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知恵蔵miniの解説

六価クロム

クロム(原子番号24の元素)化合物の形態の総称。おもな六価クロム化合物としてクロム酸重クロム酸カリ、ニクロム酸カリウムなどがある。強力な酸化剤として働き、電気メッキ、酸化剤、金属の洗浄、黄色顔料などに広く使用されている。非常に強い毒性をもち、環境基準値は0.05ミリグラム/リットル以下。皮膚などに付着すると皮膚炎や腫瘍を起こし、長期間体内に取り入れると、肝臓障害・貧血・肺がん大腸がん胃がんなどの原因となりうる。化学工場跡地など六価クロムに汚染されている場所は日本全国にあり、2012年に東京都の都立公園周辺で基準の220倍の六価クロムが検出されるなど、たびたび問題になっている。

(2012-11-20)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

六価クロム

強い酸化剤として、めっき皮なめしなどに使われる重金属。触れると皮膚炎を起こすほか、吸入により鼻粘膜の障害などをもたらし、発がん性が指摘される。六価クロム化合物は水質汚濁防止法有害物質に指定されている。

(2006-11-08 朝日新聞 夕刊 1社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

ろっか‐クロム〔ロクカ‐〕【六価クロム】

酸化数6のクロム化合物の通称。クロム酸カリウムなど。酸化剤などとして広く用いられるが、触れると皮膚や鼻中に潰瘍(かいよう)を生じ、体内に蓄積すると肝臓障害や肺癌(はいがん)などを引き起こす。

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大辞林 第三版の解説

ろっかクロム【六価クロム】

酸化数が六のクロムを含む化合物・イオン。三酸化クロム・クロム酸塩など。酸化力・毒性が強い。皮膚に触れると潰瘍を起こし、体内に入れば肝臓障害・肺癌などを起こす。鍍金めつき工場、クロム化合物製造工場などの廃液による水質汚染が社会問題となった。

出典|三省堂
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