出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
… 十二イマーム派は第12代イマーム,ムハンマド・アルムンタザルのガイバghayba(隠れ)とルジューウrujū‘(再臨)とを説くが,そのイマーム論は一定の節度を堅持する。彼らはシャハーダ(信仰告白)の後に,〈そしてアリーは神のワリー(友)である〉という一句を付け加え,イスラム法で定める巡礼のほかに預言者やイマームの墓への参詣であるジヤーラを信者に義務づけているが,六信五行そのものは決して否定しない。またムスリム全体のイジュマー(合意)なるものは認めない。…
※「六信五行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」