百科事典マイペディア 「六十里越(福島・新潟)」の意味・わかりやすい解説 六十里越(福島・新潟)【ろくじゅうりごえ】 福島・新潟県境の峠。標高863m。只見川上流の田子倉湖北岸から鬼面山の南の鞍部(あんぶ)を越えるところにあり,北の八十里越とともに古くから難所とされた。1588年に軍事上の固めの地としてみえ,《新編会津風土記》によれば,山中での曲折が多く険阻であるため,六十里越の名があるという。現在は国道252号線が通じ只見線もトンネルで峠下を通過する。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報