六徳(読み)リクトク

デジタル大辞泉 「六徳」の意味・読み・例文・類語

りく‐とく【六徳】

人の守るべき六種徳目。知・仁・聖・義・忠・和。また、礼・仁・信・義・勇・知。
妻の行うべき六種の徳目。柔順・清潔・不妬ふと倹約・恭謹・勤労。

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精選版 日本国語大辞典 「六徳」の意味・読み・例文・類語

ろく‐とく【六徳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。梵語 bhagavat (婆伽婆(ばがば))には六つ意味があるとするところから、仏の六つの徳、自在・熾盛・端厳・名称吉祥尊貴をいう。〔書言字考節用集(1717)〕
  3. りくとく(六徳)

りく‐とく【六徳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人間の守るべき六つの徳目で、知・仁・聖・義・忠・和、あるいは礼・仁・信・義・勇・知。りっこう。〔書経‐皐陶謨〕
  3. 人妻の守るべき六つの徳目。〔小学紺珠‐人倫類・六徳〕
  4. ろくとく(六徳)

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