六情(読み)ロクジョウ

デジタル大辞泉 「六情」の意味・読み・例文・類語

ろく‐じょう〔‐ジヤウ〕【六情】

喜・怒・哀・楽・愛・悪の六つ感情

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精選版 日本国語大辞典 「六情」の意味・読み・例文・類語

ろく‐じょう‥ジャウ【六情】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 喜・怒・哀・楽・愛・憎の六つの感情。りくじょう。
    1. [初出の実例]「離六情以長存」(出典参天台五台山記(1072‐73)六)
    2. 「唯一生の用心は〈略〉六情(ロクジャウ)を履違へぬやうに堅く相守可申事と」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)前)
    3. [その他の文献]〔白虎通‐惰性〕
  3. ろっこん(六根)
    1. [初出の実例]「三業六情に於て犯す所无し」(出典:今昔物語集(1120頃か)一七)

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普及版 字通 「六情」の読み・字形・画数・意味

【六情】りくじよう(じやう)

人の六つの感情。喜・怒・哀・楽・愛・悪。晋・陸機〔文の賦〕其の六停滯(ていたい)し、志(こころ)留まるにんでは、兀(こつ)として枯木(ごと)く、豁(くわつ)として涸し。

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