デジタル大辞泉 「六」の意味・読み・例文・類語
ろく【六】[漢字項目]
[学習漢字]1年
〈ロク〉1 数の名。むっつ。「六回・六尺・
2 六番目。「六月/第六感」
〈リク〉むっつ。「六義・六芸・六書・六朝・
〈む〉「
〈むい〉「[難読]
〈ロク〉
〈リク〉むっつ。「六義・六芸・六書・六朝・
〈む〉「
〈むい〉「( 1 )①の挙例「書紀」の「六口」は六人の意。沖縄の宮古方言では人数六人のことを「むゆのひと」というから、「六口」の訓の「むゆ」も「むゆのひと」という訓の一部だけを示したものか。
( 2 )②のように口で数を唱えるときも古くは「むゆ」であり、日数六日も古くは「むゆか」であったから、「むゆ」は「む」から変化したのではなく、その逆の可能性がある。



(りく)・陸はその形に従い、陸は神の陟降する前にその幕舎を作り、これを迎える意。その音を仮借して数の六に用いる。〔説文〕十四下に「易の數、陰は六に變じ、
に正し。入に從ひ、
に從ふ」と易の数理によって説くが、卜文・金文の字形は幕舎の象。篆文の字形は戦国期末の竹簡にみえるが、字の初形ではない。
・陸の従うところは六を重ねた形で、幕舎の相連なるところ。陵の字形にもその形を含んでいる。
・陸liukは同声。陵li
ngも声義が近い。陸・陵は山の高地に設けた聖地で、神梯の前に設けて神を迎えるところ。六はその幕舎の象とみられる。
▶・六姻▶・六羽▶・六花▶・六駕▶・六街▶・六骸▶・六学▶・六気▶・六紀▶・六驥▶・六義▶・六極▶・六軍▶・六経▶・六
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▶・六和▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...