共役線(読み)きょうやくせん

最新 地学事典 「共役線」の解説

きょうやくせん
共役線

conjugation line

1)共役な溶液(固溶体を含む)すなわち広い不混和領域をもち,限られた範囲でのみ互いに混合しあう2相の溶液が平衡にあるとき,相図上でそれぞれの溶液の組成点を結ぶ直線。例えば一定圧力のもとでのカリ長石とナトリウム長石(アルバイト)の二成分系相図で,等温線がソルバスを切り取る部分は共役線の一例。2)成分間に別の化合物を生ずる系の相図において,この化合物の組成点と他の成分点とを結ぶ直線。

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関連語 松本

岩石学辞典 「共役線」の解説

共役線

① tie line: 相図で,特定の温度の場合に,互いに平衡にある二つの共役相(conjugate phase)の組成を結んだ直線[Edgar : 1974].二つの平衡組成を結ぶ水平な等温線で,特定の液相と平衡に共存する固相の組成を表している[ゴードン : 1971,吉木 : 1959,片山ほか : 1970,野田編 : 1977].この語は共結線[野田 : 1977],締線,共存線[片山ほか : 1970],結線,固相指示線[吉木 : 1959],連結線[ゴードン : 1971,キンガリーほか : 1980]などともよばれている.
② conjugation line: →共軛線

共軛線

液体や固溶体など同種の二相が共存することを示す共結線[橋本 : 1968. 1970,吉木 : 1959].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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