ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「具志堅用高」の意味・わかりやすい解説
具志堅用高
ぐしけんようこう
プロボクサー。那覇市の興南高等学校でボクシングを始め,3年生のとき全国高等学校総合体育大会のモスキート級で優勝,卒業後上京してプロ入り。1974年プロデビュー。1976年ドミニカ共和国の世界ボクシング協会 WBA世界ジュニアフライ級チャンピオンのフアン・グスマンに挑戦し,7回ノックアウト KO勝ちで世界チャンピオンの座を獲得。カンムリワシの異名をとった。1980年に 13度目の防衛に成功してジュニアフライ級の世界王座防衛世界新記録を樹立。翌 1981年,沖縄での防衛戦でメキシコのペドロ・フローレスに敗れ,引退した。以後解説者などで活躍し,1995年白井義男と白井・具志堅スポーツジムを設立,会長として後進育成に尽力。通算成績は 24戦 23勝(15KO)1敗。2014年12月に国際ボクシング殿堂入りを果たした。
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