全国高等学校体育連盟(高体連と略。1948年結成),競技団体,会場地自治体が共催する高校生の総合競技会。略称は〈高校総体〉あるいは〈インターハイ〉。全国各地に分散,個別に行われていた各競技の高校選手権を,1963年から同一時期,可能な限り同一地域に集めることになり,総合体育大会と名づけた。その趣旨を生かし,名実ともに総合形式になったのは,大分県を中心とする九州地区に集結した65年大会から。大分インターハイと呼ばれたのを機に,主会場地の名を冠した大会呼称が定着した。大会は休みを利用して開かれ,8月上旬の夏季大会(25競技)と1~2月の冬季大会(2競技)に分かれている。夏季大会だけで毎年2万5000人前後が参加し,国民体育大会(参加者は毎年約3万人)と並ぶマンモス・スポーツ祭典である。
執筆者:石川 聡
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(高橋義雄 名古屋大学総合保健体育科学センター講師 / 2007年)
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