兼定(読み)カネサダ

デジタル大辞泉 「兼定」の意味・読み・例文・類語

かねさだ【兼定】

室町後期の美濃刀工。和泉守。「定」のウ冠の下を「之」と銘したので之定のさだとよばれた。生没年未詳。

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精選版 日本国語大辞典 「兼定」の意味・読み・例文・類語

かねさだ【兼定】

[一] 室町中期の刀工。姓、藤原。和泉守。美濃志津の人。
[二] 戦国時代の刀工。(一)の兼定の子。和泉守。「定」をウ冠の下に「之」と銘したので、「之定」と呼ばれた。
[三] 幕末明治の刀工。姓、古川。和泉守。

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