内兜・内冑(読み)うちかぶと

大辞林 第三版の解説

うちかぶと【内兜・内冑】

かぶとの目庇まびさしの内側。また、目庇に接する額ひたいの部分。 「 -を射させてひるむところに/平家 4
内幕。内情。手のうち。 「 -質屋へ見せる口惜しさ/柳多留 19
[句項目] 内兜を見透かす

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

うち‐かぶと【内兜・内冑】

〘名〙
① 兜の眉庇(まびさし)の内側。眉庇に接する額の部分。また、兜に保護された顔面。矢でねらわれやすい急所の一つであったので、戦闘の際には、真深にかぶった兜をやや傾けるようにしてこれを保護した。
※保元(1220頃か)中「うたれながら実盛、内冑へ切前(きっさきあが)りに打ちこみければ」
② 内輪の事情。特に、弱点。内実。内幕。足もと。→内兜を見透す内兜を見らる

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