20世紀日本人名事典 「内海重典」の解説
内海 重典
ウツミ シゲノリ
- 生年
- 大正4(1915)年11月10日
- 没年
- 平成11(1999)年3月1日
- 出生地
- 大阪府大阪市
- 学歴〔年〕
- 関西学院中等部〔昭和8年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 兵庫県文化賞〔昭和48年〕,勲四等瑞宝章〔昭和62年〕
- 経歴
- 大阪逓信局に勤務ののち、投稿した脚本「ふるさとの唄」が採用され、昭和14年宝塚歌劇団に入団。同年「高原の秋」で演出家デビュー。22年春日野八千代、乙羽信子コンビによる「南の哀愁」、24年越路吹雪の「ブギウギ巴里」など立て続けにヒットを飛ばした。36年より理事。宝塚音楽出版社社長なども務めた。手がけた作品は「船遊女」「若草物語」「嵐が丘」「ベルサイユのばら」など。また40年大阪万博の開会式、56年ポートピア’81、60年ユニバーシアード神戸大会の開会式プロデューサーもつとめた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報