内翅類(読み)ないしるい(英語表記)Endopterygota

大辞林 第三版の解説

ないしるい【内翅類】

昆虫類中で完全変態をする一群の総称。幼虫から成虫になる間に蛹さなぎの時期を経過する。はねになる部分が幼虫期には体内に存在し、蛹になって初めて外部に現れるのでこの名がある。チョウ・ガ・ハエ・ハチなど。完全変態類。 ⇔ 外翅類

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

内翅類
ないしるい

はねのある昆虫類のうち、成長の過程で完全変態を行う内翅群Endopterygotaに属するものの総称。外翅類に対する呼称。外翅類と異なり、幼虫の期間中ははねのもとになる翅芽(しが)が外部にまったく認められず、蛹(さなぎ)になって初めてはねが外部に現れる。チョウやハエなどにみられるように幼虫が成虫と著しく異なった形態をもつこと、蛹という休止期をもつことも大きな特徴である。脈翅目、甲虫目、ネジレバネ目、膜翅目、シリアゲムシ目、トビケラ目、鱗翅(りんし)目、双翅目、ノミ目がここに属し、昆虫のなかでも高等とされるものの集まりで、このなかでは脈翅目のヘビトンボ類などが原始的と考えられている。[中根猛彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

ないし‐るい【内翅類】

〘名〙 完全変態を行なう昆虫の一群。蛹(さなぎ)になってからはねが外部に現われる。⇔外翅類

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