splanchnocranium
頭頸部骨格を構成する要素の一つ。内臓頭蓋の発生的起源は皮骨頭蓋や軟骨性頭蓋同様に神経堤細胞に由来する。内臓頭蓋は,7対の鰓弓(さいきゆう)に由来し,顎口類では顎や舌骨弓,哺乳類においては内耳を形成する要素ともなる。特に,第1鰓弓は軟骨魚類ではメッケル軟骨や口蓋方形軟骨,真骨類と哺乳類以外の四足動物では関節骨を形成し顎骨を形成する。哺乳類では槌骨(つちこつ)を形成する。
執筆者:宮田 真也
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…他方,上下の顎骨,舌骨,およびえらの骨格は前後に並ぶ一連の軟骨性骨格(内臓弓)として発生し,その最前位のもの(顎弓)の上半部の要素(口蓋方形軟骨)が上あごの骨格の母体となる。内臓弓に起源をもつこれらの頭骨要素を,神経頭蓋に対して〈内臓頭蓋〉(または顔面頭蓋)と呼ぶ。軟骨魚類では上下のあごの骨格は終生この状態で,その上に歯が生える。…
※「内臓頭蓋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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