精選版 日本国語大辞典 「冗員」の意味・読み・例文・類語 じょう‐いん‥ヰン【冗員・剰員】 〘 名詞 〙 むだな人員。過剰の人員。〔布令必用新撰字引(1869)〕[初出の実例]「各藩に武備充実の令を伝へ内には諸役の冗員(ジョウヰン)を省き」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四)[その他の文献]〔白居易‐送春帰詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「冗員」の読み・字形・画数・意味 【剰員】じよういん(ゐん) あまった人。〔雲麓漫鈔、十二〕煕中、樞密院奏す。路の廂軍、名額猥(みだ)りに多し。~剩員り。び牢壯、例の差出に非ざるは、別に一軍と爲さしむ。字通「剰」の項目を見る。 【冗員】じよういん(ゐん) むだな人数。唐・白居易〔采詩の官〕詩 諍臣(さうしん)(諫争の臣)は口を杜(ふさ)ぎて員と爲り 諫鼓は高く懸(かか)りてと作(な)る字通「冗」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報