改訂新版 世界大百科事典 「廂軍」の意味・わかりやすい解説
廂軍 (しょうぐん)
Xiāng jūn
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…中国,清代に兵乱の際,臨時に徴募された非正規の地方軍隊である。郷兵,練勇ともいう。郷はその局地的性格,勇は義勇兵を意味するが,実態は一種の傭兵であって郷村自衛の団練と区別される。清朝中期,正規軍である八旗,緑営の戦力の低下にともない,補助的に郷勇を使用する事例が現れ,白蓮教の乱(1796‐1805)にいたっては,独立した戦力として大きな役割をはたすようになった。太平天国革命(1851‐64)がおこり,八旗,緑営の腐敗,無能が明らかになると,郷勇が清朝軍事力の主力となり,作戦範囲も以前のように省境内に限定されなくなった。…
…軍閥ということばは,次のような多様な意味をもつ。(1)軍隊の上層部が軍事力を背景に政治的特権を握った場合,(2)出身地,地位,政策などによってつくられた軍隊内のグループが,政治的行動を行う場合,(3)地方に割拠した軍事集団が,独立の地方勢力となった場合など,それらの集団・グループを指す用語として使われている。プロイセンや第2次大戦前の日本のように,軍隊が優越した政治的地位を占めている場合にその上層部を軍閥というのは(1)の場合であり,明治以後の陸軍における長州閥,海軍における薩摩閥や,昭和期の陸軍における皇道派,統制派,海軍における条約派,艦隊派などを軍閥というのは(2)の場合であり,辛亥革命後の中国における各地の半独立勢力や,西南戦争直前の薩摩の私学校党などは(3)の場合である。…
…中国の政治家。幼名は子城,字は伯涵,号は滌生,諡(おくりな)は文正。湖南省湘郷県の人。祖父の代で富を蓄え,父から科挙に応じた。父は生員どまりだったが,曾国藩は道光18年(1838)に進士,1849年には礼部右侍郎まで昇った。順調に正統出世コースを歩んだ曾国藩はやがて10年をこえる太平天国との対抗関係において歴史に名をとどめることになる。53年1月,服喪帰郷中のところを団練(郷土自衛団)組織を命じられた曾国藩は,旧来のそれを湘軍(義勇軍,湘は湖南省の雅名)に改組した。…
…1851年(咸豊1)広西に樹立され,のち南京を首都天京として,清朝,また末期にはイギリス,フランス干渉軍と戦って64年(同治3)に滅んだ中国の民衆的政権。
[太平天国の理想と挙兵経過]
母体は1843年(道光23)広東省花県の客家(ハツカ)の農民出の読書人洪秀全が創始した拝上帝教という宗教団体である。彼は科挙失敗後の病中に見た幻覚を,偶然手にしたプロテスタントの布教文書によって解釈し,みずからを堕落した中国を救う使命を真の神,天父上帝から与えられた者と確信した。…
※「廂軍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新