冠落(読み)かむりおとし

精選版 日本国語大辞典 「冠落」の意味・読み・例文・類語

かむり‐おとし【冠落】

〘名〙 刀剣中程の肉を削り落として作ったもの。鎌倉末期以来、大和物短刀に多くみられる。鵜の首づくり。かんむりおとしづくり。かぶりおとし。
足利季世記(1487‐1569頃)畠山記「かむり落しの信国の刀を抜いて」

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