デジタル大辞泉 「凍み氷る」の意味・読み・例文・類語 しみ‐こお・る〔‐こほる〕【▽凍み▽氷る】 [動ラ四]1 かたくこおる。こおりつく。「雪いたう積もりて―・りたる呉竹の枝に」〈狭衣・二〉2 こおりついたように感情が働かなくなる。気がひどくめいる。「身もきるるやうに、心も―・りて」〈宇治拾遺・八〉3 中世芸能の理念で、心を深く思い澄ましてしみじみした感じの極致を得ることをいう。「―・りて、静かに美しく出で来たるままに能をすれば」〈花鏡〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例