凶問(読み)きょうもん

精選版 日本国語大辞典 「凶問」の意味・読み・例文・類語

きょう‐もん【凶問】

  1. 〘 名詞 〙 凶事の知らせ。死去の知らせ。凶音一説に、凶事を慰問すること。
    1. [初出の実例]「禍故重畳 凶問累集」(出典:万葉集(8C後)五・七九三・題詞)
    2. [その他の文献]〔魏志‐王基伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「凶問」の読み・字形・画数・意味

【凶問】きようぶん・きようもん

死亡の知らせ。訃報。〔魏書、崔挺伝〕(挺、卒す)光州の故、凶問を聞き、悲感せざる(な)し。共に尺の銅像東の廣因寺に鑄る。~其の愛、此(かく)の(ごと)し。

字通「凶」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android