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光州 クワンジュ

百科事典マイペディアの解説

光州【こうしゅう】

韓国,全羅南道の道都,五大広域市の一つ。栄山江の支流光州川平野の扇頂部にあり,羅州平野の北東部と山岳地帯の境界にある。北側に無等山(1187m)がそびえる。三国時代から全羅道の政治・文化の中心地で,市民の教育熱の高いことで有名。
→関連項目全羅南道和順

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世界大百科事典 第2版の解説

こうしゅう【光州 Kwangju】

韓国,全羅南道中央部の都市。人口128万7134(1995)。1986年直轄市(1995年広域市と改称)に指定された。同道の道庁所在地である。栄山江流域の羅州平野の北東辺に位置し,古くから地方の行政・軍事の要衝となってきたが,日本植民地時代には米の増産綿花養蚕など植民地的な農業開発の拠点となり,物資の集散地として商業が発達した。また各種の教育機関が集中的に設立されて,近代的な労働者の育成が進められる一方,民族意識が芽生える契機となった。

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大辞林 第三版の解説

クワンジュ【光州】

韓国南西部の都市。米・綿花などの集散地。1929年、日本の植民地政策に反対する光州学生運動が起こった。こうしゅう。

こうしゅう【光州】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

光州
こうしゅう / クワンジュ

韓国(大韓民国)、全羅南道(ぜんらなんどう/チョルラナムド)の中北部に位置する広域市。1986年、直轄市に昇格。95年、地方自治制度の改革により広域市となった。行政的に全羅南道から分離した現在も全羅南道の道庁所在地である。面積501.44平方キロメートル、人口135万0948(2000)。東の山間地帯と西の平野地帯の境界に位置し、光州川が市街地を貫流する。全羅南道の行政、文化、経済、教育の中心地で、各種教育機関がある。周辺地域では米、麦、大豆などの生産が多く、近郊農業が盛んで、特産の無等山茶が有名である。繊維、食品、自動車、化学などの工業が発達しているが、第三次産業の就業者人口が80%を超え、消費都市としての性格も強い。交通は高速道路でソウルや釜山(ふざん/プサン)に通じ、たいへん便利である。反日民族解放運動史上有名な光州学生運動(1929)の発生地として広く知られている。国立光州博物館には新安郡の海底から引き揚げた中国宋代(そうだい)陶磁などが展示されている。[森 聖雨]

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