凶歳(読み)キョウサイ

精選版 日本国語大辞典 「凶歳」の意味・読み・例文・類語

きょう‐さい【凶歳】

  1. 〘 名詞 〙 農作物の実らない年。不作の年。凶年。〔書言字考節用集(1717)〕
    1. [初出の実例]「勿論一年の凶歳は凌ぐに難からざるものなれば」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. [その他の文献]〔孟子‐告子・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「凶歳」の読み・字形・画数・意味

【凶歳】きようさい

不作の年。〔孟子告子上〕富には子弟(幸)多く、凶には子弟に暴多し。天の才をすこと、爾(しか)く殊なるに非ざるなり。其の心を陷する以の、然るなり。

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