デジタル大辞泉
「出挙帳」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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すいこ‐ちょう‥チャウ【出挙帳】
- 〘 名詞 〙 四度公文(よどのくもん・しどのくもん)の枝文(えだぶみ・しもん)の一つ。諸国から大計帳に付けて中央に送り検査をうける帳簿で、出挙の状況を記した。
- [初出の実例]「凡雑公文結解者〈略〉出挙帳明年正月一日〈略〉主計・主税竝申二送省一、即同月上旬申レ官、但、出挙帳留レ省」(出典:延喜式(927)二三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の出挙帳の言及
【出挙】より
…それには人名の下に3月と5月の2度に分けて10~40束の間で10束単位の貸付高が記され,各数字の上に確認の朱の圏点が付されている。このような貸付原簿をもとにして国別の出挙帳が作成され中央に報告された。出挙帳の実例は736年(天平8)の伊予国のものがある。…
※「出挙帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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