刀鋸(読み)とうきょ

精選版 日本国語大辞典 「刀鋸」の意味・読み・例文・類語

とう‐きょ タウ‥【刀鋸】

〘名〙 かたなとのこぎり。また、それを用いた中国古代の刑罰
史記抄(1477)一四「いかに銭を出ても刀鋸の余人では曲もないぞ」 〔国語‐魯語上〕

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普及版 字通 「刀鋸」の読み・字形・画数・意味

【刀鋸】とう(たう)きよ

刀と鋸(のこぎり)。刑具処刑を受けた人。漢・司馬遷〔任少(安)に報ずる書〕如今人に乏しと雖も、奈何(いかん)ぞ刀鋸の餘をして、天下豪俊めしめんや。

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