デジタル大辞泉 「分子説」の意味・読み・例文・類語 ぶんし‐せつ【分子説】 異種の原子どうしに限らず、同種の原子どうしの結合によっても生じる粒子を想定して分子と名づけ、原子を分子の構成要素とする考え方。原子説の弱点を補い、気体反応の法則を説明するため、1811年にアボガドロが提唱。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「分子説」の意味・読み・例文・類語 ぶんし‐せつ【分子説】 〘 名詞 〙 気体の最小単位として、以前に考えられていた「原子」に代わり、何個かの原子の集団である「分子」を考える説。たとえば水素や酸素はそれぞれ H や O ではなく H2 や O2 として存在するというもので、この考えから、のちの「アボガドロの法則」が導かれた。〔稿本化学語彙(1900)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例