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分捕 ぶんどり

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶんどり【分捕】

中世,戦場で敵の武器,武具または首などを取ることをいう。《平家物語》にも〈或は分捕してかへるものもあり,或は痛手おうて腹かききり,河へ飛入ものもあり〉とあり,その用例は広く軍記物に散見する。ちなみに野伏(のぶし)などが活躍した後世の合戦では分捕勝手といって,単なる戦利品の略奪行為を意味するようになったが,元来は自己の戦功を示す証拠品として分捕した敵の首級とともに具足などを差し出す行為を意味した。それゆえに分捕は分捕高名などとも表現された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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