デジタル大辞泉 「切合う」の意味・読み・例文・類語 きり‐あ・う〔‐あふ〕【切(り)合う/斬(り)合う】 [動ワ五(ハ四)]1 互いに刃物で相手を切ろうとして争う。「刀で―・う」2 物と物とが十文字に交錯する。[類語](1)ちゃんちゃんばらばら・ちゃんばら・切り合い・剣劇・殺陣たて・一上一下いちじょういちげ・立ち回り 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「切合う」の意味・読み・例文・類語 きり‐あ・う‥あふ【切合・斬合】 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙① 互いに刃物を交え、相手を切ろうとして争う。刀を交える。[初出の実例]「其後は互に弓箭兵仗を帯して、射あひきりあひ数剋たたかふ」(出典:平家物語(13C前)一)② ( 切合 ) 各自が金銭を出しあう。[初出の実例]「十文づつがの切合(キリアッ)て目(もく)で一つ呑んでいこ」(出典:浄瑠璃・三日太平記(1767)八)③ 物と物とが十文字に交わる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例