切合い(読み)キリアイ

デジタル大辞泉 「切合い」の意味・読み・例文・類語

きり‐あい〔‐あひ〕【切(り)合い/斬(り)合い】

互いに刃物相手を切ろうとして争うこと。
[類語]ちゃんちゃんばらばらちゃんばら切り合う剣劇殺陣たて一上一下いちじょういちげ立ち回り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「切合い」の意味・読み・例文・類語

きり‐あい‥あひ【切合・斬合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 刃物で互いに切ろうとして争うこと。
    1. [初出の実例]「陣なき時、武士かけむかひの勝負をば、斬合(キリアヒ)或しあひと申」(出典甲陽軍鑑(17C初)品四一)
  3. ( 切合 ) 各自金銭を出しあうこと。頭割(あたまわり)割勘(わりかん)。切合勘定。
    1. [初出の実例]「つね着物の夏冬、切合の買喰ひ」(出典:談義本・つれづれ睟か川(1783)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android