切立つ(読み)キリタツ

デジタル大辞泉 「切立つ」の意味・読み・例文・類語

きり‐た・つ【切(り)立つ】

[動タ五(四)]山や岩などが、鋭い傾斜でそそり立つ。「―・ったがけ
[動タ下二]きりたてる」の文語形
[類語]聳えるそそり立つそばだつ屹立聳立対峙巍巍ぎぎ

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精選版 日本国語大辞典 「切立つ」の意味・読み・例文・類語

きり‐た・つ【切立】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 タ行五(四) 〙 山肌や崖(がけ)などが、刃物で切ったように鋭い傾斜でそびえ立つ。
    1. [初出の実例]「城の構密(きび)しく峯高く切立たれば、打入るべき便もなく」(出典太平記(14C後)二八)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙きりたてる(切立)

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