別個(読み)ベッコ

デジタル大辞泉 「別個」の意味・読み・例文・類語

べっ‐こ【別個/別箇】

[名・形動]
別のものであること。また、そのさま。「―な(の)立場で検討する」
一つ一つ切り離されていること。また、そのさま。個別。「それぞれ―な(の)問題として扱う」
[類語]別別別様べつよう別種別口べつくち別枠別途別建て個別個個各個異種似て非なり似ても似つかない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「別個」の意味・読み・例文・類語

べっ‐こ【別個・別箇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 他と切り離されて別のまとまりになっているさま。
    1. [初出の実例]「技芸家を礼遇するの道としては特に別箇の称号を造る方が至当では無いかと云ふに在った」(出典:大阪朝日新聞‐明治三六年(1903)五月二五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android