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別納所 べちのうしょ

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世界大百科事典 第2版の解説

べちのうしょ【別納所】

院や公卿の家政機関の中の一つ。《拾芥抄》には,院庁内の役所として召次所,仕所(さぶらいどころ),御服所,御厨子所(みずしどころ),進物所,文殿(ふどの),所衆(ところのしゆ)(蔵人所),武者所,御随身所(みずいしんじよ),御厩(みうまや)と並んで別納所があげられている。院庁の別納所には役人として年預(ねんよ)が置かれていたようで,《葉黄記》寛元4年(1246)閏4月27日条には,別納所年預景資逝去の替りとして重俊という者が補せられたことがみえている。

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世界大百科事典内の別納所の言及

【院司】より

… 院司の構成にはかなり変遷があるが,《西宮記》《拾芥抄》《名目抄》その他の記録により,平安・鎌倉時代の院司を概括すると,二十数種に及ぶ。それを性格・機能のうえから分類すると,(1)院中の諸事を統轄処理するもの=別当・判官代・主典代,(2)上皇の側近に侍し身辺の雑事に奉仕するもの=殿上人・蔵人・非蔵人,(3)各種の職務を分掌するもの=別納(べちのう)所・主殿(とのも)所・掃部(かもん)所・薬殿・仕所・召次所・御服所・細工所・御厨子(みずし)所・進物所・御厩・文殿(ふどの)など,(4)上皇の身辺および御所の警固に当たるもの=御随身所・武者所・北面・西面などに整理できる。まず(1)は院司の中核で,(1),もしくは(1)(2)に限って院司と称した例も多い。…

※「別納所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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