前山城跡(読み)まえやまじようあと

日本歴史地名大系 「前山城跡」の解説

前山城跡
まえやまじようあと

[現在地名]佐久市大字前山

前山村のじよう山にある。北東から延びてきた蓼科たてしな山の支脈突端を利用した堅固な山城で、佐久平の大半を一望できる地の利に恵まれる。伴野ともの城ともいう。本丸・二の丸・三の丸と一直線に連なって北は断崖、その下に中沢なかざわ川が流れ、東・南の二方は急斜面でそこには幾つかの曲輪が設けられ、山の尾根続きは堀切になって防御線が造られている。二の丸と三の丸との間の堀切は最も大きくかつ深い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む