前胡(読み)ぜんご

精選版 日本国語大辞典 「前胡」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ご【前胡】

  1. 〘 名詞 〙 植物のだけ(野竹)」の異名。〔本草和名(918頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「前胡」の解説

ぜんこ【前胡】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)一つセリ科ノダケなどの根を乾燥したもの。解熱鎮痛抗炎症鎮咳(ちんがい)去痰(きょたん)などの作用がある。風邪(かぜ)の諸症状、気管支炎に効く参蘇飲(じんそいん)などに含まれる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「前胡」の解説

前胡 (コマゼリ・ノゼリ;ゼンコ;ゼンゴ)

植物。セリ科の多年草,薬用植物。ノダケの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android