剪定・翦定(読み)せんてい

精選版 日本国語大辞典 「剪定・翦定」の意味・読み・例文・類語

せん‐てい【剪定・翦定】

〘名〙
果樹、茶、庭木などの樹木の枝の一部を切り取ること。生長結実の調整や通風採光病虫害防除、あるいは樹形を整えるために行なう。また、広義には栽培する植物の生長、結実を栽培目的に従わせるために植物自体に直接施す作業の総称剪枝。《季・春》
測量船(1930)〈三好達治落葉やんで「剪定の意なりや収穫の意なりや」
② 討伐し平定すること。〔新唐書‐関播伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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