20世紀日本人名事典 「加太こうじ」の解説
加太 こうじ
カタ コウジ
- 生年
- 大正7(1918)年1月11日
- 没年
- 平成10(1998)年3月13日
- 出生地
- 東京市浅草区神吉町(現・東京都台東区東上野4丁目)
- 出身地
- 東京・西尾久
- 本名
- 加太 一松
- 学歴〔年〕
- 太平洋美術学校〔昭和13年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 東京都文化賞(第6回)〔平成2年〕
- 経歴
- 小学校上級の頃から紙芝居の絵を描き始めた。昭和7年紙芝居の作者兼絵かきとなり、人気紙芝居「黄金バット」の2代目作者となった。34年2月転業し、以後、大衆芸能や江戸小咄などを素材にした著作活動に入る。55年「思想の科学」社長兼編集長、61年日本福祉大学教授に就任、63年客員教授となった。著書に「街の自叙伝」「紙芝居昭和史」「落語」「昭和犯罪史」「昭和大盗伝」「下町の民俗学」「江戸の事件簿」「落語的味覚論」「芸界達人浮世話」「東京のなかの江戸」、小説「黄金バット」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報